3/19(土)に電気系統が動かずに体験が出来ないとお知らせさせていた件ですが、理由としましては、施工会社の安全規定に準じていない配線工事が原因で出火しました。
幸いにもけがをした人も無く生徒さんも無事避難することができました。
私たちに非はなくとも生徒さん、関係者様、近隣の住民の皆様、体験の予約を頂いていた方々、他にも本当にたくさんの方に大変ご心配とご迷惑をおかけしたことをこの場をお借りしましてお詫び申し上げます。
そして、消防署、消防団の方々に感謝いたします。
私たちも現実を受け止めきれておれず、お詫びとお知らせが遅くなってしまい申し訳ございません。
この度、ホームページ上でありますが、皆様への謝罪と共に一穂窯の現状について知って頂きたいと思い、啓上致しました。
今、一番つらいことは私たちの心臓部分でもある窯がすべてダメージを受けてしまい使用することができないことです。
ですが、幸いにも設備屋さんのお力をお借りして電灯の一部を仮復旧し、片隅で教室も出来るようになりました。
そして、生徒さん達の温かく、優しい気遣いに涙が出てきます。
「お金は無いけど、身体はあるから何でも言ってね。」
「作品の出来上がりいつでも大丈夫ですよ。体験の作品を先にやってあげてください。」
「出来ることならなんでも言ってね。」
知り合いの方からは「この窯でよかったら使っていいよ。」
ご近所の方々からは「大変やけど頑張って。」
本当にたくさんの勇気の出るお言葉を頂きました。
ありがたい。本当にありがたかったです。
現状は、今月の体験の方の作品だけでも完成をさせて頂くために高松で窯を借りて焼成させて頂いています。
焼成前の作品を運ぶのはとても怖かったですが、慎重に慎重に丸亀・高松を何度も往復して、焼成させてもらっております。
自分たちだけでは何も出来ていなかったですが、様々な方のお力をお借りして復旧に向かって前進しています。
今はこういった状況でまだまだご心配とご迷惑をお掛けしていると思います。
一穂窯は負けずに前を向いて行きたいと思います。
どうかこれからも一穂窯をよろしくお願い申し上げます。
一穂窯 代表 多田健太